昨年末から、ストレスチェック制度の義務化が始まりました。「労働安全衛生法」という法律が改正され、50人以上の労働者がいる事業所はストレスチェックを年に1回、社員に実施しなければいけません。このストレスチェックとは、ストレスに関する質問票に社員が記入し、それを集計・分析することで社員それぞれが、自分のストレスの程度を調べることができるという簡単な検査です。
社員が自分のストレスの状態を把握することで、ストレスを溜めすぎないように対処を行ったり、場合によっては医師の面接を受けて助言をもらったり、または企業側はその社員の仕事の負担を軽減させたりして、うつ病などのメンタルヘルス不調を未然に防ぐことができます。また、ストレスチェックを行うことで社員の健康を守るだけでなく職場環境改善にも繋がります。
しかし、社員の人数が多い企業では社員1人1人のストレスチェックの結果をしっかり管理しておくことは難しいでしょう。そういう場合は簡単にストレスチェックを行うことができるサービスを利用するといいでしょう。有名なのはNTTデータの義務化対応ストレスチェックサービスで、社員のストレスチェックの結果を効果的にフィードバックすることができます。NTTデータのストレスチェック結果は、労働災害防止活動の促進を目的とした特別民間法人の、中央労働災害防止協会のフィードバックロジックを採用しています。従って、社員が自分のストレス状況を的確に把握することが可能です。更に、過去3回分のストレスチェック結果の経年比較も可能です。ですから、すぐにその社員の過去のチェック結果を遡って確認することができます。
社員の人数が多いと、ストレスチェックの結果をしっかり管理することは難しいですが、NTTデータのサービスを利用すれば、過去3回分管理することができ、効果的にフィードバックできるのです。これで、これからストレスチェックを行う際に簡単に実施することが可能になります。