今の職場や業務に対して無駄があると感じているのであれば、そのときが業務効率化を真剣に考えるタイミングなのかもしれません。そんな業務効率化にITの力が役立った事例をご紹介したいと思います。
日本は今や超高齢化社会といわれるように、介護施設はどんどん増えています。シニアビジネス、介護ビジネスは今や急成長の分野で、サービス従事者はどんどん増えている市場になります。そのような中、平成12年の介護保険制度実行以降、分かりづらくなって現場に混乱をもたらしたのが介護保険の請求業務。利用者1人1人の予定や実績に基づいて請求額の算定やケアプランなどの各種帳票作成を行う必要があったり、過去に作成した帳票などの各種データを管理する必要があったりと、以前よりも業務量が膨大化しました。
これを自分で入力、管理していくとなると途方もない時間がかかってしまいます。この業務をそのままの方法で続けていても、いつまで経っても業務効率化には結びつきません。そこで、今や多くの介護施設で導入されているのが、インターネットを経由して介護保険の請求業務を行うことができる介護ソフトというものです。導入も簡単なので、とても楽に業務効率化につなげることができます。
1人1人が業務効率化に対する意識を高く持てば、それが職場全体の空気感になっていきます。ITの力を使えば、改善のヒントは身近なところに転がっているものです。それを見つけ出して最適なソリューションを導入することで、大きな業務改善につながっていくはずです。ITの力を上手く利用し、職場の業務改善に繋げられないか見直してみてはいかがですか?